自己肯定感が下がる嫌な感情やストレスとの付き合い方

ストレス耐性

今回は自己肯定感が下がってしまう原因であるストレス「怒り」や「嫉妬」、「攻撃される」、「失恋」などからマイナスの感情にならないようにするための解説をしていきます。

高すぎる目標は行動することを躊躇してしまいます。小さな目標を作って一歩ずつ進んで成功体験を積むことで自信が付きます。失敗は普通のことで大切なことは普通でいる勇気です。

マイナスの感情はコントロールできないのでうまく付き合いましょう。攻撃してくる人は嫉妬している可能性があります。そうだとわかったら付き合う必要はありません。

失恋も人生の経験の一つ、事実に正面から向き合い新しい恋愛をして上書きしましょう。

「失敗が怖くて行動が起こせない」

「感情をコントロールできないことが悩みの種」

「やけに突っかかってきたり自慢してきたりする人がいて気分が悪い。」

「過去の失恋が原因で、新しい恋ができない」

こういった事例をもとにしています。それでは細かくみていきましょう。

普通でいることの勇気をもって自信をもつ

「失敗が怖くて行動が起こせない」という悩みに悩む人は少なくありません。しかし、そこで「言い訳探し」に走るのではなく、大切なのは「普通でいる勇気」です。実際に、世の中で「行動できない」「一歩が踏み出せない」という人の多くが、このような思考パターンに陥っていることが予想されます。

自分に自信がなく、失敗するのが怖く、自分にはできないと思い込んでしまい、「できないこと」の言い訳を必死に探してしまうのです。このような人は行動を起こそうとしないので5年後も同じことを言っているでしょう。

自信は行動することで得ることができる

この状況を変えるためには、勇気を持って行動しなければなりません。そうすることで、自信をつけ、失敗を恐れずにチャレンジすることができるようになります。もし失敗してしまっても、それは自分が今取り組んでいることに必要なプロセスの一部であると考えましょう。

行動することでしか成長は得られません。成功する保証はありませんが、失敗から学ぶことができる経験を積むことができます。そして、自分自身の成長につながる可能性があるということを忘れずに、普通でいる勇気を持って前進しましょう。

自信を持って前に進むには、成功体験が必要です。失敗を恐れて行動を起こせない人には、最初のステップとしてまず行動することをお勧めします。成功に至らなくても、その経験を次につなげていくことが、あなた自身の成長につながるはずです。

また成功体験の前に知っておいていただきたい自信のつけ方は「今の自分はこれでいいと感じることで自己肯定感がアップ」で解説をしていますので見てみてください。

目標は段階的に

「高すぎる目標」は、行動することを躊躇させてしまいます。自分にできるかどうか自信が持てなくなり、それが嫌な失敗体験を避けるために行動を起こせなくしてしまうのです。

しかし、大きな目標を達成するには、段階的な取り組みが必要です。まずは小さな目標を設定し達成します。次に中くらいの目標をたて、達成します。こうやって徐々に大きな目標に向かって頑張り続けることが大事です。

時には挫折して方向転換したり諦めたりすることもあるでしょう。しかし自分にできる範囲内の目標を設定し、段階的に取り組むことで、自信をつけ、成功体験を積み重ねていくことで自信をもつことができるようになります。

また、「失敗が怖い」という考えは、自分自身を特別だと思いたいという裏返しの場合もあります。自分を特別だと思いたいがために、失敗することを許せなくなってしまうのです。しかし、人間にとって失敗は普通のことであり、失敗しても恥ずかしいことではありません。

普通でいることを受け入れ、自分にとって大切な目標に向かって行動に踏み出しましょう。一歩踏み出す勇気が必要かもしれませんが、今できることにベストを尽くすことから始めることが重要です。

どんな小さなことでも、一生懸命やることが大切です。そうすることで、自分自身に自信をつけ、次のステップに進むことができるようになります。ハードルを一つずつクリアしていくことで、自己肯定感はとても高いものになるでしょう。

感情とはうまくつきあうことで自己肯定感アップ。コントロールはできない

感情は、人生を豊かなものにする味方ですが、「感情をコントロールできないことが悩みの種」となることもあります。感情をうまくコントロールできる人というのは、どのような人なのでしょうか。

多くの人は、マイナスの感情を理性で抑え込める、泣いたり怒ったり不機嫌になったりしない人を思い浮かべるかもしれません。しかし、心理学では、マイナスの感情が生まれることを否定していません。感情と理性は、別々のものではなく、両方を合わせて1人の人間だと考えます。

感情をコントロールできない人は、無理に感情を抑え込もうとすることで、マイナスの感情が浮かんでくる自分にがっかりしてしまうことがあります。しかし、大切なのは感情を無理に抑え込むことではありません

マイナスの感情は上手につきあい、共存することが重要です。感情をコントロールしようとするのではなく、うまく付き合い、共存することがポイントです。マイナスの感情を抑え込むことではなく、感情を受け止め、理解し、その感情をよりよい方向に導くことができます。

怒りや焦り、悲しみなどの感情は、ストレスの原因ですが時には自分の味方になってくれる大切な一部なのです。コントロールするのではなく、まず自分自身を理解し、感情に対する対処法を見つけることが大切です。

感情には大事な役割があります。何か目的を達成しようとする時に、理性だけで動いていては、言い訳探しにつながり、行動に移せなくなってしまうときがあります。そういう時に起こるのが感情です。

仕事がうまく進まないからこそ、焦りという感情が役に立つのです。理不尽な出来事に対抗するために、怒りという感情がパワーを与えてくれることもあります。感情は、スイッチのようなものです。

怒りや焦りはゴーというサインを出してくれるものです。不安や恐れ、悲しみといった感情はストップサイン。「今は変に動かないほうがいい」と教えてくれることもあります。

ストレスを受ける元凶、怒りっぽい人の正体

怒りっぽい人は、些細なことでイライラして、周囲の人々に不快感やストレスを与える厄介な人です。実は怒りっぽい人の大半は相手を選んでます。

「怒り」という感情は、実はその根っこの部分は副次的な感情です。表面に現れた怒りの奥には、もっと深層にある本質の感情が隠されていることがあります。

いつもイライラして怒りっぽい人は、誰に対しても怒りわけではなく、特定の相手に対して怒りっぽくなっている場合がほとんどです。たとえば、子供や部下など、自分よりも立場が弱い相手に対して怒って見せることで、支配的な態度を取りたいという心理が働いている場合があります。

しかし、感情は使い方によっては建設的な方向にも使えます。うまく付き合えば自己啓発に役立てたり、相手の気持ちに共感したり、問題を解決するために協力したりといった使い方ができるのです。感情うまく付き合うことができれば、より豊かな人間関係を築くことができます。

敵と正面から戦わずに身を引くことで自己肯定感はアップ

例えば「やけに突っかかってきたり自慢してきたりする人がいて気分が悪い。」という悩みがあります。

人間関係において、相手からやけに攻撃的な言動を受けると、ストレスになるしつい引け目を感じてしまいがちです。相手は自分に自信があるからこそ、人の成果やスキルを否定したり、自慢話をすることで自分自身の価値を高めようとするのかもしれません。

そんな攻撃的な相手に困っている時は、まず相手の目的を冷静に分析してみましょう。相手が何を達成したいのかを理解することで、自分自身の対処法が見えてくるはずです。

嫉妬や劣等感

「突っかかってくる人がいて、何か嫌な感じがする」と感じたら、相手はあなたに嫉妬していたり劣等感を感じていたりする可能性があります。あなたが自分よりも優れていることを知っている(本能的に感じている)ため、あなたを引き下げることで自分自身を優位に保とうとしているわけです。

しかし、嫉妬や劣等感は、自分自身を高めるための適切な手段ではありません。上を目指していれば今の自分が足りないと感じて劣等感をもつのは当然です。しかし嫉妬や劣等感を撒き散らすことは事実からの逃げです。

自己評価を上げるためには、自分自身を客観的に見つめ直し、自分の強みや弱みを正しく認識することが必要です。もし周囲に、こうした自己顕示欲の強い人がいた場合、それが自分自身に対してどのような意図を持っているのかを理解することが大切です。

突っかかってくる内容を冷静に分析して嫉妬や劣等感からくるものと判断したら付き合う必要はありません。そんなことでストレスを感じないで嫉妬や劣等感がそうさせているんだなと理解して放っておきましょう。

逆の相手の立場からになりますが「嫉妬しない方法とは 嫉妬は人を苦しめる!」で嫉妬は人を苦しめることについて解説しています。

攻撃されないちょっとしたテクニック

「横の人間関係」を築くためには、座る位置を変えることが有効です。会議などで攻撃的な相手に遭遇した場合、テクニックを使ってかわすことができます。相手の正面に座ると、対立するポジションになりますが、横に座ると親密なポジションになります。斜め前は協力のポジションであり、このポジションに座る人に話を振ることで、賛同を得やすくなります。

攻撃的な相手に対しては、横や斜め前に座ることで対立を回避し、相手と協力的な関係を築きやすくなります。また、休憩時間などリラックスした状況で話をすることで、相手との良好な関係を築くこともできます。

突っかかってくる人との接し方は相手と真っ向から闘わないことが最重要ポイントです。力による打ち負かしを目的とするのではなく、相手と協力して目的を達成することが大切です。身を引くことも、戦略的に対処することも重要です。

何度も失恋することは良い恋愛をするためのプロセス

「過去の失恋が原因で、新しい恋ができない」という悩みを抱えている方は多くいます。しかし、失恋も人生のエピソードのひとつ。その事実に正面から向き合いことが大切です。

心理学的には厳しい言葉になりますが「新しい恋に前向きになれないのは過去の失恋」ということになります。これは過去の失恋を「言い訳」として使っていて、その目的は、「積極的にならなくてもいいようにすること」です。

自分に自信をもって自己肯定感を高くするためには新しい恋愛を始めることで、過去の失恋を上書きしてしまいましょう。失恋を引きずっていると、新しい恋に前向きになれないばかりか、自分自身を制限してしまうこともあります。

過去の経験は、今後の人生を豊かにするための財産です。過去の失敗や辛い出来事を乗り越えることで、自分自身が成長し、新しい恋愛に臆することなく挑戦することができるようになるのです。

「不幸な自分」に酔ってはいけない

良い恋愛をするためには、経験が必要です。過去の恋愛は、いまのあなたをつくった教材です。何度も恋をして失恋もして、そのことで相手を見る感覚や自分自身も成長するのです。したがって、新しい恋に臆病になっているのは自分を成長させる機会を失って損をしているとも言えます。

失恋も含めて、恋愛は自分のヒストリーの一部であり、1つのエピソードです。経験を積み重ねることで、自分の人生が豊かになることを考えましょう。ただし、自分が幸せでないと感じた場合には、その状況に酔ってしまうのではなく、何が原因なのかを考え、具体的な改善策を見つけることが大切です。自分に合った恋愛を見つけるために、慎重であることは良いことですが、その過程で自分を不幸な状況に陥らせることは避けましょう

中には、「何度つきあっても、いつもダメ男とつきあってしまう」という人もいるでしょう。そのような人々は、不幸な自分に酔いしれているという可能性もあります。

恋愛に臆病になっている人は、傷つきたくなくて恋愛が引き起こす問題を心のどこかで恐れています。不幸な自分だから恋愛をしないほうがいいんだと思い込んでしまっているのです。

しかし、それでは新しい恋愛ができず成長もなく自分が損をするだけです。自分が不幸であるという考えは、自分を悲惨な状況に置くだけでなく、過去に執着することにもつながります。

恋愛に関する問題に悩む人の中には、何度も同じようなタイプの異性と付き合ってしまうという方もいるかもしれません。しかし、それは単に出会いが同じ場所に偏ってしまっているだけかもしれません。出会いの場が同じだと、同じようなタイプの異性ばかりに出会ってしまうかもしれません。

そこで、新しい恋愛の経験を積むためにも、普段と違うシチュエーションで出会いの場を求めてみることをおすすめします。新しい環境や出会いの場で異性と出会うことで、これまでとは違った刺激や気づきを得ることができるかもしれません。新しい恋愛を経験することは、自分自身も新たな成長を遂げることにつながるでしょう。

自分が本当に望む未来を築くためには、過去の出来事から学び、前に進むことが必要です。不幸な自分だったのは過去のものであると思うようにしてください。自分自身を愛し、自分自身が望む未来を実現するために、恋愛に臆病になることなく、自分を信じて進んでいきましょう

まとめ

いかがだったでしょうか。

自己肯定感が下がる嫌な感情との付き合い方を解説しました。下記に重要なポイントをまとめました。

失敗することは当たり前のこと、大切なのは普通でいる勇気

失敗することで経験を積み、小さな目標を達成することで成功体験をして自信につなげる

マイナスの感情はコントロールできないから共存することが大事

イライラして怒っている人は支配的な態度をとりたい人ということを理解

攻撃してくる人は相手を下げて自慢話をすることで自分の価値を高めようとしている

相手は嫉妬していたり劣等感を感じているだけ、付き合う必要はない

失恋は経験の一つ、正面から向き合い自分を成長させる糧

新しい恋愛を始めることで過去の恋愛を上書きすることで自信になる

他にも下記のようにいやな感情とうまく付き合って自己肯定感を高める記事がありますので参考にしてみてください。

「あいつがうらやましい… -嫉妬の正体-」

「怒りという感情を知って自己肯定感をあげよう」

「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」

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