面倒くさい人からストレスを受けずに自己肯定感をたかる方法、嫉妬や怒りは子供の精神状態にさせる

ストレス耐性

家庭でも職場でも「何かと面倒くさい人」っていますよね。忙しいのに無駄話ばかりの人、プライベートなことを詮索してくる人、飲み会にしょっちゅう誘ってくる人、いらないアドバイスをしてくる人…

どれもまともに相手をして素直に応対すると面倒くさくてストレスがたまり自己肯定感も下がります。こういった面倒な人の対処法をテーマに今回は解説をしていきたいと思います。多くの場合で共通するのは嫉妬や怒り、イライラ、ストレスによって相手が子供のような精神状態になって攻撃的で破壊的な人格に変身しているからです。

同じ土俵にたって話をしてしまうと相手の面倒くささがますます激しくなるし、こちらの精神状態も削られていきます。対処方法としてはなぜそういった心理になるかを理解して「はいはい」と受け流すことが大事になります。受け流すことのコツについても解説していますので細かくみていきましょう。

面倒くさいと思ったら真に受けずに聞き流して自己肯定感をあげよう

朝から仕事で忙しい中、同僚に話があると言われて、真剣な話があるのかと思って時間を割いて聞いてみたものの、内容が愚痴のような何の意味もない話だったとしたら、あなたはどう感じますか?もちろん、相手に対してがっかりし、その時間が無駄になったと感じるでしょう。

何か仕事の効率を上げる方法だったり職場の環境を改善することだったら相手の話を真剣に聞いて、それに対して自分なりにアドバイスをすることもできますし、一緒に考えることもできますよね。しかしその同僚はいつも無駄話でとりとめがなく、こっちは忙しいのにイライラしてきます。

そんなことが続くので面倒だから話を断ることになったのですが、その同僚は他の人に私から無視されていて困っていると相談し始めたのです。無駄話だから断っていたのに相手から嫌われてしまい、職場でのコミュニケーションが取りにくくなり困ってしまいました。

無駄話で自分の時間を奪う人は子供と理解して聞き流す

会話に中身がなく、相手にうまく自分の思っていることを伝えられない人は無駄話と思われてしまって、イライラしてしまうことがあります。その結果、相手に対してそっけない態度を取ってしまうこともあります。

また自分の思っていることがうまく言葉で表現できないと会話に意味がないと感じてしまいます。例えば、子供が母親と一緒に買い物に行って「洋服を買ってほしい」という気持ちを伝えたいとき、口ごもってしまってはっきり言葉が出てこなくなることがあります。これは、子供が両親に駄目だっていわれたらどうしようと考えてしまい、はっきりと口に出せなくなってしまうためです。

会話に中身がない人の頭の中でも同じようなことが起こり、相手に拒絶されることを恐れて、はっきりと自分の気持ちを伝えることができずに、イライラしてしまいます。このように、イライラすると、ますます相手に拒絶されたらどうしようという不安が強くなります。そして、ますますうまく喋れなくなり、ストレスがたまってしまいます。

このようにイライラが悪循環になりストレスがたまると、まるで子供のような精神状態になってしまうのです。子供の精神状態ですから「見るのも嫌」、「話も聞いてくれないから嫌」という大人げない態度をとってしまうことがあります。

これは大変だと、謝ったり言い訳をすると相手はますますイライラし怒り、どんどん大人げない子供みたいな態度になって面倒くさい状態になってしまいます。同じ土俵にたってしまって腹を立ててしまうと、まるで子供のけんか状態にさせられて、自分自身が惨めな思いをして自己肯定感が下がります。

無駄話ばかりの会話の内容がない人がいた場合、相手から本音を引き出してストレスを溜めさせないようにすることが大切です。そのためには、「なにが言いたいの?」「どうしたいの?」と相手に伝えることが重要です。話の要点がないということは、頭が子供状態になっていて、不安で自分の思っていることをはっきり言えないということです。相手を深く理解し、それをちゃんと聞きだしてあげることで、無駄話がなくなります。

このように、相手が不安で話せないことを理解し、要点はなにか聞くことで自分の時間を奪う面倒くさかった人が変わり、職場でのチームワークが向上することがあります。ですから相手の本音を引き出すように心がけてみましょう。自分の時間を有効に使えるようになり面倒な人が変われば自ずと自己肯定感があがるはずです。

大切な時間を奪ってくる人は自分中心に考えてスルーしてOK

上記のように相手が子供のような振る舞いをしている場合は「自分の思っていることをはっきりと相手に伝えてストレスを溜めない」という大人の態度を示すことも効果的です。相手が子供のような精神状態の場合は大人の世界である職場にふさわしくありませんから相手を「子供だと割り切って相手にしない」方法もあるのです。

子供のように振る舞う相手は、ストレスをためて話しかけてきますから、付き合って関われば関わるほど状況は悪化してしまいます。子供になっていると認識し、相手をスルーして聞き流すことが有効です。不思議と相手にしないと相手のストレスも自然に解消されることがあります。

逆に、私が悪いことをしたかもと謝ったり、フォローしたりすると、相手はストレス激しくなり、ますます相手が子供のように振る舞ってしまいます。したがって、子供は相手にしないというのが、最も簡単な聞き流す方法かもしれません。

イライラやストレスを巻き散らかす人をまともに相手をしていたらストレスで自己肯定感が下がる

かつては、会社で「一緒に飲みましょう!」というコミュニケーションは頻繁にありました。その背景には、お酒を飲みながら普段の職場では見せられない一面を知り、信頼関係を深めていこうという目的があるのでしょう。

しかし、お酒の席で起きることは、怒り出してクダを巻いたり泣き出したり同じ話を何度も繰り返すなどの面倒くさいトラブルが発生することがあります。こうした状況に対応しようと思えば思うほど、心身ともに疲弊してしまうかもしれません。

普段のストレスが怒ったり泣き出したりさせる

お酒がはいると怒り出したり泣き出したりするのは、普段ストレスを感じやすい人がお酒によってスイッチがはいることでみられる現象です。お酒によってスイッチが脳の「怒りの部位」を刺激すると、突然怒り出したり、「泣く部位」を刺激すると泣き出したり、「記憶の部位」を刺激すると話したことを忘れてしまって同じことを繰り返し話すことがあります。

お酒の席だったら、このような状態に陥ってしまっても「酔っ払っているから」と聞き流すことができますが、やっかいなのはお酒を飲んでいない場合でも同じような状態に陥る人です。お酒が入ってないのに突然怒りだしたりイライラしだしたり、泣き出したりする人を逐一対応しようとすると、とても面倒です。

素直に「なんとかしなきゃ!」と気を使えば気を使うほど、状態が悪化してしまう可能性があります。面倒でやっかいな人がさらに面倒くさいことを言ってくるようになってしまうこともあります。

面倒だとおもったら聞き流して自己肯定感を保つ

「聞き流せれば体調もよくなる」ことがあります、ストレスは身体に悪影響を与えることがあります。以前カウンセリングでそのことを実感させられた女性がいました。彼女はある日、夕食の準備をしていたところ、旦那さんから「味が薄いんだよね」とクレームをつけられました。彼女は一生懸命作っていたのですが、旦那さんから料理が下手なんだよと罵倒されてしまいました。

彼女は心の中で「また始まったよ」と思いながらも、旦那さんに「健康のために薄味にしてるのよ」と伝えました。しかし、旦那さんは「うすすぎるんだよ味覚おかしいんじゃないの」と失礼なことを言ってきます。こんなことをきっかけにケンカになり夫婦の仲は険悪になってしまいました。

このようにストレスで疲れているときに、まともに相手をすればするほど怒りやイライラが酷くなって相手が子供のようになっていきます。それをまともに相手にしてしまうと「ひどい言葉で傷つけられる」と心がどんどん疲弊してボロボロになり、やがて体調が悪くなってしまうことだってあります。このようなやり取りがあった後、身体がだるいとか最近疲れやすいといった症状が現れた場合は、ストレスが原因かもしれません。

この女性は、旦那さんとの食事中のトラブルが原因でストレスを感じ、身体に悪影響を及ぼしてしまいました。こうしたストレスを感じるのは、相手が子供のようになっているのにまともに相手をしてしまって傷つけられ自己肯定感が下がり心身にまで影響してしまったことが原因です。

相手はストレスや疲れから酔った時と同じ状態と理解して自己肯定感をあげる

キチンと夫の言う事に耳を傾けることはとても素晴らしいかもしれませんが、時には相手の言葉や行動に振り回されず、自分を守ることも必要です。こういった時の対処方法としては相手の言葉や行動にすぐに反応しないことです。面倒なこといってきたなと思ったら「あ、ひどいこといってきた。酔っているときと同じで聞き流しちゃえ」と認識することで傷つかないし心もボロボロになりません。「はいはい、気をつけますねー」と流してしまいましょう。

すると不思議と相手のイライラや怒りも収まることがあります。同じ土俵に立たないでお母さんのように上から聞き流すことで立場がいつのまにか上になり文句をいってこなくなるのです。ストレスを感じることも減り、自己肯定感が高まります。

ストレスやイライラしたりして疲れると心身の不調を感じます。相手がイライラや怒りを巻き散らかしてきたら聞き流すことで体調も回復します。先ほどの女性も、旦那さんのイライラを聞き流すようになってからは、よく眠れるようになり、元気を取り戻しました。原因不明の疲れやストレスが、相手のイライラや怒りによって引き起こされたものだったとわかり、さらに健康的な生活を送ることができるようになったのです。

飲み会の誘いが面倒でストレス

そんなに仲がいいわけでもないのに飲み会に誘ってくる人って面倒くさいですよね。特に職場で上司からうける誘いは断りづらいし断るのもストレスが溜まります。もし、そんな状況に陥ったら、その上司はストレスで疲れているかもしれません。

ストレスで疲れているとメンタルが弱くなり子供のような精神状態になりやすくなります。人によって幼稚な精神状態になりやすい人となりにくい人がいます。そして、子供のような精神状態だとちょっとしたきっかけで面倒くさい人になりやすい傾向になります。そのきっかけを引き起こすトリガーも、人によって異なります。相手にまともに対応し過ぎると、ますますその面倒くささが悪化してしまう可能性があります。

上司は相手を攻撃することを正当化しているから面倒

上司からの飲み会の誘いは、上司自身が疲れていてストレスが溜まっている時に部下からの拒絶を引き金として上司はヒステリーを起こします。引き金は人によって異なり、ある人は断られることで「相手から嫌われているかも?」という不安からかもしれないし、またある人は「相手から馬鹿にされている」といった怒りや不安からかもしれません。

ヒステリーになったときは、子供っぽい性格になり本来の人格とは違う「破壊的で攻撃的な人格」に変貌してしまうため、相手との関係を壊すような行動をとってしまうことがあります。また立場が上と認識しているため指示を聞くことがあたりまえ前の感覚でいることも拍車をかけます。

しかし、上司自身は「自分が破壊的な人格になっている」という自覚がまったくありません。むしろ、「飲み会で親密になり仕事をスムーズにするために飲みに誘っている」といったように、「相手のため」や「会社のため」に行っていると信じ込んでいることがあります。そのため、上司に対して普通に対応してしまうと、ますます飲み会の誘いが酷くなってしまい、煩わしさがエスカレートしてしまいます。

上司から飲みに行こうと誘われて断ってしまったらどうなるでしょうか。上司はたちまち不快になり「俺の誘いを断りやがってやる気ないのか」と思われてしまうでしょう。怒ってきたりイライラを巻き散らかしてしまうかもとなると安易に上司の誘いを断るのは難しいかもしれません。

体調不良とはっきり断ることで受け流す

上司の飲みの誘いが面倒くさいと思うということは、上司がストレスやイライラから子供っぽい状態になってしまっていることが多いのです。子供がいっていることを真に受けてしまうと、信頼関係が壊れたり、自分の体調が悪化するなど、深刻な問題につながる可能性があります。なぜなら子供っぽくなってしまっていて破壊的な人格に変身しているので、上司の言動に真に受けると、自分自身が損をすることになります。

上司は上司で「せっかく上司の俺が飲みに誘ってあげて仕事をしやすくできるようにしてやっているのに」などと正当化しているのですがその裏では破壊的な性格になっているのでまともに相手をしても面倒なだけなのです。

ただ、「断るのが怖い」と感じてしまう方もいるでしょう。しかし、上司の言動は実は一時的なものです。まともに相手をして「せっかく誘ってくれたんだからちゃんと断らなきゃ」と相手にすると上司はさらに誘ってきてしまいます。はっきりと少し声を上げて「今日は体調が悪いのでごめんなさい」と上司に伝えることで、すんなり受け流すことができるようになります。

上司からの誘いは、真剣に受け止めてしまうとさらに面倒くささを悪化させることになるため、はっきりと断ることで上手に対処することが大切です。体調不良にしておけば上司のプライドを傷つけることなく、断ることができます。また何回誘われても体調を理由にしておけば察しがついて誘って来なくなるでしょう。

プライベートに干渉してくる面倒くさい人からストレスを受けないために

特に女性は上司や先輩から「付き合っている人とかいるの?」などと、プライベートなことを仕事中に聞かれることがあります。面倒くさいなぁと思いながら「今はいないです」と答えても「いつからいないの?」と聞いてきます。できれば職場の雰囲気を壊したくないという気持ちから、イヤイヤ答えてしまうこともあるでしょう。

一旦答えてしまうとますます「何で前の彼氏と別れちゃったの?」とか傷つく質問をしてくるようになりストレスを感じて、本気で職場を辞めたくなってしまうことも。

嫉妬心がプライベートに干渉してくる原因、質問返しをすることで聞き流せて自己肯定感アップ

職場で詮索好きな先輩に質問攻めにされるのは、相手があなたに嫉妬している可能性があります。嫉妬されるようなものはもっていないと思っていても「若さ」だったり「友達」や「恋人」などのささいな事にも嫉妬の感情は起こります。その先輩があなたに嫉妬している場合、周りからの注目が自分から奪われたと感じて、先輩を攻撃的で破壊的な人格に変わってしまうことがあります。このような状況で、質問攻めにあうと心にダメージを受け自己肯定感が下がってしまいます。

やっかいなことに、こういった時の相手は、攻撃的で破壊的な行動をしている自覚がなく、「みんなと仲良くなるために良かれと思って質問している」と思っているかもしれません。しかし、無意識に相手は嫉妬していて女性が不快に感じる原因となっています。

こうした状況では質問をそのまま返すとうまく聞き流すことができるようになります。「彼氏いるの?」ときかれたら「いないですけど先輩はいます?」と自分から同じ質問をして、先輩がプライベートなことに答えるように促すのです。質問をそのまま返すことで先輩に「あなたがやっていることはこんなことです」とメッセージを伝えるのです。

もし相手が既婚者だった場合は、「旦那さん以外に付き合っている方はいらっしゃるんですか?」と質問することもできます。彼氏と別れた理由を聞かれた場合は、「私は遠距離で別れたんですけど、先輩はどんな理由で別れてしまったことがあるんですか?」という風に聞くこともできます。興味がなくても相手に同じ質問を返すことで、相手の嫉妬心を静めることができます。相手が自分の嫉妬心に気づいて、反省することで、仕事をする上でのストレスを軽減することができます。

教えたがりの人は嫉妬して上に立ちたいから、聞き流して自己肯定感をあげよう

先程の女性以外でも同僚からプライベートな質問をされて不快になった男性がいました。例えば、休日に何をしているか聞かれて「疲れて何もできない」と答えると、「えーなにもしないの?もったいなくない?」と追求され、「お金も相手もいないから」と答えると、嫌な気分になってしまいます。さらに、「貯金はしているの?」とか「旅行はいくの?」とか余計な質問を投げかけ答えても不安になってしまうといいます。質問が面倒で仕事に集中できなくなるとのことです。

このときも先程と同じで同僚は男性に対して嫉妬をしている可能性があるのです。たとえ相手は男性よりも仕事ができてかっこいいとしても、例えば上司から怒られて女子社員からフォローされていたというだけで、同僚は男性が受けている「フォロー」を自分は受けていないため、嫉妬したりするのです。

女子社員からのフォローは「やさしさ」ですから同僚は自分がうけていない優しさを男性が受けてしまったのを見て嫉妬してしまったのです。すると嫉妬によって同僚は攻撃的な人格に変身してしまいます。そしていいアドバイスをしなければと正当化してしまいどんどんアドバイスをしたりプライベートの細かいところを聞いてくるようになるのです。

相手は嫉妬してしまって子供のような性格になってしまってるので「プライベートなことはあまり話したくない」とまともに返答してしまうと同僚は仲間外れになる印象を与えられ不安がどんどん膨らみます。こういった場合は真面目に返答しないで聞き流す感じで「へー僕のこと興味もってくれてるの?」と答えると相手は「余計なことごめん」と引き下がってくれるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。面倒くさい人からストレスを受けずに自己肯定感をたかる方法、嫉妬や怒りは子供の精神状態にさせるについて解説をしました。重要なポイントを下記にまとめてみましたので参考にしてみてください。


面倒くさいと思ったら真に受けずに聞き流す
無駄話で自分の時間を奪う人は子供と理解して聞き流す
相手のイライラは悪循環になりストレスがたまると、子供のような精神状態になる
無駄話ばかりの人は、本音を引き出して対応する。またはまったく相手にしない。
イライラを巻き散らかす人をまともに相手しない。気を使えば気を使うほど、状態が悪化し体調が悪くなる
相手はストレスや疲れから酔った時と同じ状態と理解して、「あ、ひどいこといってきた。酔っているときと同じで聞き流しちゃえ」「はいはい、気をつけますねー」で対処
飲み会の誘いが頻繁な上司はストレスで子供っぽい状態。いつでも「今日は体調が悪いのでごめんなさい」と断る。
プライベートに干渉してくる面倒くさい人は相手があなたに嫉妬している。
質問をそのまま返すとうまく聞き流せる。相手がプライベートなことに答えるように促す
教えたがりの人は嫉妬して上に立ちたい。「へー僕のこと興味もってくれてるの?」と聞き流す

他にも下記のようにいやな感情とうまく付き合って自己肯定感を高める記事がありますので参考にしてみてください。

「あいつがうらやましい… -嫉妬の正体-」

「怒りという感情を知って自己肯定感をあげよう」

「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」

「ストレスやイライラとうまく付き合って自己肯定感を下げない」

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