少しずつ行動して自分時間を作ることで自己肯定感が上がる

自信

今回は少しずつ行動して成功体験を繰り返していくと自己肯定感が上がるという点について解説していきます。

本当の自信を得るためには、無条件で自分を肯定する「ありのままでいい」という自己肯定感のに行動したことによって得た自信を積み重ねることです。大きな行動ではなく達成しやすい小さな行動を起こすことで自己肯定感は高まりやすくなります。

また、本当の自己肯定感を得るためには、自分がどうありたいかということを考えるための自分の時間が必要です。また、親兄弟、恋人、パートナーなどだれでもかまいません、本当の自分を認めてもらえる人を見つけることも大事です。

それでは見ていきましょう。

自分の気持ちを大切にして小さなことからやってみる

本当の自信を得るためには「行動の結果得た自信」だけでは不十分であることを「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」で解説していますが、自己肯定感が不足している状況で、「行動したことの成果」によって自信を得ようとすると、自分自身に対してますます厳しくなり、満たされない感情がつきまとうことがあります。つまり、本当の自信を得るためには、無条件自分肯定する「自己肯定感」が不可欠であると言えます。

しかしながら、現実の人生は「行動したことの成果」を求められることの連続であり、何かを達成するためには行動が必要です。そのため、「行動したことの成果」をどのように考えるかということが重要です。

自分はこれでいいんだという自己肯定感の上に「行動したことの成果」を積み上げることによって、自分自身に対しての自信だけでなく、「行動したことの成果」によって、自己肯定感をより深く感じることもできるのです。

自分に素直で正直でいることが自己肯定感につながる

小さい目標を作って、その目標に向けて行動することで、「今の自分」に目線が行き自己肯定感が高まりやすいと「自己肯定感を高めるにはまず感じることから」で解説しました。小さな目標を達成することで自分自身が成長し、自己肯定感を高めることができます。

小さなことでも、実際に体験することで、成功してもしていなくても、自分自身が「やってみた」という経験を積むことができたことに意義があります。

多くの人は「やってみる」という姿勢を持てないのは、「どうせ無理だ」と自分自身に言い聞かせていることを繰り返しているからです。そういった思考パターンを繰り返していくと、自分自身の評価や自己肯定感が低下してしまいます。

自信がなくてできない、というのは、自分自身のやってみたいという正直な気持ちに蓋をしてしまっていることが最大の問題点です。自分が本当にやりたいことをやってみることで、自己肯定感を高め、自信を得ることができます。自分自身に素直になって、自分の可能性を信じることが大切なのです。

自信を感じるためには、まず自分の気持ちに素直で正直になることが大事ということです。そのためには、自分がやりたいと思うことに向き合い、必要なことを小さな目標にして、できることから少しずつやってみることが大切です。

成功するかどうかは関係なく、自分の気持ちに正直に生きていくことができます。小さな目標であれば、失敗しても影響は少ないし、いつでも方向転換できる利点を活かして、まずはやってみることが大切です。

思ったよりもうまくいかなかったら、やめることもできますし、やり方を変えてみることもできます。このように小さく努力を積み重ねていくことで、「自分に正直でいたい」という自己肯定感を大切にしながら、自己肯定感を高めていくことができます。

「自分が好きな人に愛されているか自信がなく、友達止まりになってしまっている」

こんな状況はよくあるものですが、好きな人に積極的にアプローチしても駄目な場合は多くの人にとって不安や自信がなくなることでしょう。ただ、こんなケースは、アプローチすること自体が間違っているというわけではありません。

むしろ、この状況に立ち向かい、自分自身に正直に向き合うことで、自信を取り戻すことができるのです。「自分に正直でいること」は、自信を持つための重要な要素です。自分自身が望むこと、自分自身が大切にしたいことを理解し、それを実現するために行動することが必要です。

「彼が好き」という自分の気持ちに正直に向き合い、自分自身を大切にしながらアプローチすることが、自信を取り戻すための第一歩です。成功するかどうかは、状況によって異なりますが、自分自身に正直であることは常に大切です。

告白して成功するかどうかは「行動した結果」になるのでどうなるかはわかりません。しかし一歩ずつ進んでいくことで、自分に正直でいながらも、自信を取り戻していくことができるのです。

失敗しても自己肯定感を下げない方法

さきほどの例ですが、断られた場合について考えてみましょう。失恋で傷ついてしまうのは自然な感情です。アプローチがうまくいかなかったという「成果」が出せなかった場合、喪失体験を経験することになります。このような場合、「自己肯定感を下げる原因3選と対処方法」で解説した「悲しみのプロセス」を踏む必要があります。

告白して振られてしまったら悲しくなるのは当然で当たり前の人間の反応です。悲しいときは、そのまま受け入れることが大切です。自分の気持ちを偽って「本当は好きじゃなかったんだ」とするのではなく、悲しみに浸りましょう。

自分自身を受け入れ、自分を愛することができれば、今後臆病になることが避けられます。自分に正直で、アプローチしてみることも大切です。うまくいかなかったら泣くこともありますが、それは全く問題ありません。それが人生の一部であるからです。

自分がどう感じるかは分からないけれども、自分自身に対して常に正直であることが大切です。このような「自己肯定感」を持っていると、積極的に行動することができるようになります。

ただし、「自分に正直」とは、相手が恋愛感情を持っていない場合、どのようにしたいかということも考える必要があります。自分が彼から断られた場合、一切の関係を断ち切りたいのか、それとも友達関係を維持したいのかを考えることが大切です。

このように考えておけば、彼から断られても、「でもとても大切だから今まで通り仲よくしてくれる?」と言えます。つながりを感じていたい、相手に誠実でありたいという「自分はこれでいいという自己肯定感」を大切に生きることで、失恋のような場合でも自分自身を大切にすることができて自己肯定感を維持することができます。

要するに、自分自身に正直であることが、自信につながるのです。

自己肯定感が低い人は自分の時間がない

自分自身を大切にし、自分に対するケアを怠らないことは、自信を持ち自己肯定感を高めるために非常に重要なことです。反対に自己肯定感が低い人は、自分自身の贅沢な時間や楽しい時間を許さないことがあると「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」で解説しています。

自分に価値があるという考えが欠けているため、自分自身に贅沢な時間を許すことを、「今やっていることは間違っているのではないか」「もっと一生懸命仕事をしなければならないのではないか」「自分は甘すぎるのではないか」と感じることがあるかもしれません。

自信のない人は、今を楽しむことが苦手で、努力して今を過ごすことで、未来に幸せを積み上げていくことを考えがちです。しかし、未来ではなく自分自身に贅沢な時間を与え、今を楽しむことも、自信を持つためには必要なことです。自分自身を大切にし、今を楽しむことで、未来への自信にもつながるのです

自分のための時間はリラックスして「いま」を感じられればOK

「自分だけのための時間」とは、資格取得や成果を目指す勉強の時間とは違い、本当に自分自身がリラックスして、今を感じるための時間のことを指します。この時間を過ごすためには、運動や掃除などちょっとしたことで構いませんが、その目的は筋肉をつけるためややせるためなどの「成果」ではありません。代わりに、今、気持ちよく過ごすためのリラックスのための時間です。

いままで結果を求め続けてきた人は、できるだけ非生産的な成果を求められないことを目安にしましょう。成果にのめり込んでしまい、本来の目的を忘れてしまうことがあるためです。自分だけのための時間を過ごすことが目的であるため、生産性があるかどうかは問題ではありません。

たとえば部屋の掃除なんかがおすすめです。散らかっていてキレイにしなければと感じてしまうのではなく今、気持ちよく過ごすために部屋を整えることが目的です。散らかっているものを一つ一つ尊重して感謝しながら片付けると豊かな気分になれるでしょう。

「自分だけのための時間」を過ごすときに、成果に主眼を置かず、リラックスして過ごすためのコツとして、感謝の気持ちを持つことが大切です。この考え方は、「自己肯定感を高めるには「自分がどう見られているか」は意識しないこと」でも解説した「つながり」とも共通しています。

一般的に、相手に温かい気持ちで接することができるときは、自分自身について考えず、相手のことを考えるようになる分、自身についての感じ方もよくなるとされています。つまり、相手が人であろうと、ものであろうと、同じことが言えるのです。

自分はこれでいいという自己肯定感を確認する

自分のための時間を確保するのは難しいと思う人でも、自分はこれでいいという自己肯定感を確認する時間は必ず持つことができます。自分が何に価値を置くかを振り返ることが大切です。この時間は、忙しいときでも、例えば電車に乗っているときでもできます。

「自分が望むあり方」を再確認することで、自分自身の軸が定まり、揺るぎない自信を持つことができます。もし自信を失ってしまった場合でも、「自分は何に価値を置きたいか」という視点に戻ることで、自信を取り戻すことができます。この習慣が身につけば、自分自身の軸がぶれることが少なくなり、以前の自分に戻ることも容易になるでしょう。

自分自身がいつでもその土台に戻ることができる、という安心感は自己肯定感を高めるために有効です。自分の土台をつくるために、自分が何に価値を置くかを確認する時間を持つことが大切なんです。

このような自分を思い返す時間をつくることを習慣化すれば、多少のぶれは「仕方のない」と考えることができ、ぶれたことそのものによって自信を失うこともありません。例えば、衝撃的な出来事があったときでも、その出来事を振り返り「また衝撃を受けたな」と考えることで、自分自身を再確認することができます。

そして、自分自身に対して情けないと感じてしまったときも、その感じ方を「仕方ない」と捉えることで、自分自身に対する感じ方がポジティブになります。

こういった状態になれば、感情的には情けなくても、自分についての感じ方は良好であるため、「私には自信がある」という言葉を口にすることもできるようになるでしょう。自分の時間を確保することを欠かさずに行うことで、自分自身をしっかりと把握し、自信を持って生きることができるようになります。

本当の自分を受け入れて愛してくれる人を探す

自信のない人が他人に心を開くことが苦手な理由には、様々な事情があることが分かります。以前、「自信のない人の特徴」を「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」で解説しましたが、自分についてのよい感じ方を持てないため、本当の自分を他人に見せることに不安を感じてしまう傾向があります。

例えば、虐待や批判の状態化、兄弟間や友達との比較などによって、そもそも「よい感じ方」ができないように育てられた場合もあります。また、「手のかからないキチンとした子」として育った人でも、「手のかからないキチンとした子」であることによって自分についてよい感じ方を持てるとは限りません。

手のかからないという「成果」によってほめられているだけである場合もあり、それによって「手のかからないキチンとした子」である自分でいなければいけないと怖れることがあるのです。

「虐待をうけて育った人」、「批判をうけて育てられた人」と「手のかからないキチンとした子」も共通して自分の本当の自分を受け入れられずに育ってきたという点で同じです。

「自分についてのよい感じ方」は、自分の本当の姿を受け入れてもらうことで自然に身についていくものです。自分のありのままが愛されていない人は、自分のありのままを人に愛される可能性すら考えません。

そのため、自分の本当の自分を知られたら嫌われてしまうと感じてしまいます。この問題は、人生の幸福度を大きく左右するため、考えてみる価値が非常に高いものです。しかし、考えて解決することはできません。解決の方向性は、安全で健康な人間関係を持つことで、自分のありのままを愛される感覚を身につけていくことです。

まずは安心できる人を選んで、少しだけ自分の気持ちを話してみましょう。自分のありのままを受け入れられる体験は、心地よく温かく感じられます。そんな経験を少しずつ積み重ねることで、自信をつけていくことができます。

「人とのつながりは温かいものだと信じる」自分でありたいという考えは自分自身を愛すことも、自信をつけるために重要です。つまり、他人を信じてみることが、自分自身に自信を持つためには必要なことなのです。

「自分はどうありたいか」を大切に生きていこう

一般的に「自信」と呼ばれるものは、成果によって作られるものです。しかし、成果が上がらない状況に置かれると、簡単に自信を失ってしまいます。本当の自信は、そうではありません。 本当の自信がある人は、今の自分を肯定し、周りの人も幸せにします

一方、自分を見下すような「自信家」は、周りの人を傷つけます。人生にはいろいろな状況がでてきますが、本当の自信があれば、どんなことがあっても充実した人生を歩むことができます。

「人より優れている自信」と「自己肯定感」の違いについて「なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由」で話しましたが、本当の自信を作るために必要なのは、「自己肯定感」です。自己肯定感とは、自分が生きる上で大切にしている「あり方」に対する肯定感です。

人生は行動の連続です。自分が大切にしている「あり方」と一致した「行動」をすることで、本当の自信を感じることができるのです。

まとめ

いかがだったでしょうか

本当の自己肯定感を得るためには下記のポイントが重要です

無条件で自分を肯定する自己肯定感の上に行動したことの結果で得る自信を積み上げる

小さな経験を積むために「やってみたい」という感情に蓋をしない

自分の気持ちには正直でいることを意識する

行動した結果、残念な結果となってしまったら悲しいという感情をそのまま受け入れる。

自分のことを大切にしてケアをするために自分の時間を作る

自分の望むあり方を再確認する時間をつくる

本当の自分を受け入れてくれる人を探す

自分はどうありたいかを意識して過ごす

自己肯定感については下記のリンクで解説しておりますので参考にしてみてください

自己肯定感を下げてくる人に振り回されない方法

自己肯定感を高めるには「自分がどう見られているか」は意識しないこと

自己肯定感を高めるための方法4選

今の自分はこれでいいと感じることで自己肯定感がアップ

自己肯定感を下げる原因3選と対処方法

自己肯定感を高めるにはまず感じることから

なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由

自己肯定感を高めよう 他人から嫉妬をうけずに好きなことをしよう

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