なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由

自信

今回は「よく他人に振り回されてしまう」「何をやっても満たされない」「ダメな人間だ」と感じる人を対象になぜ自己肯定感が低いかについて解説します。

人からどう思われるかきになる

外見やステータスばかりきにする

勝つことに執着してしまう

ちょっとしたことでプライドが傷つく

自分を隠したいとおもう

こんな人は自己肯定感が低い可能性があります、またそれは隠れているかもしれません

いやいや私は自己肯定感が高いと思うという人も本質的なところで間違った認識をしているかもしれません。大事な点は人より優れているという自信ではなく、内面からでてくる自己肯定感を高めることです

他人からの評価でついた自信は折れやすくもろいので、本質的な自己肯定する力を上げるヒントにしてみてください

自分に価値がないと思いがちの人

「自信がありそう」と思うのは、どのような人をイメージしますか?また、「自分はもっと自信をつけたい」と思ったとき、どのような自分を思い描きますか?「自信」という言葉は、さまざまな意味で使われます。

「彼は自信がある」「私は自信がない」と言うと、「自信がある」の反対は「自信がない」と思われがちですが、実際にはそうではありません。

「自信がある」という状態

多くの人が「自信がある」という時は、「成果」に注目していることが多いです。「数学には自信がある」「人よりも多く売り上げる自信がある」「翌期までに××を達成する自信がある」「信頼を得る自信がある」といった表現が使われます。

つまり、「自信」は自分の能力によって、何らかの「成果」が得られることを確信している、ということです。また、「何をやっても、そこそこの成果を上げることができる」というふうに、「特定の成果」には限らず、「何かしらの成果」を上げられることに「自信」を持っている人もいます。

「自分は成果を上げられる」という気持ちが強い人を、「自信家だ」ということがありますね。「自信がある」と思っている人の多くが、「成果」を上げられるかどうかで「自信」を考えているということです。

「自信がない」という場合

ある特定のことについて「ちゃんとできる自信がない」とか「説得力がない」というように、具体的な成果に関するレベルで自信がないと感じる人もいるかもしれませんが、多くの人は漠然とした「自信のなさ」を感じています。それは、単に成果にとどまらず、人として生きていく上での、あいまいな自信の不足です。

この漠然とした自信の不足は、「自分には何かが足りないのではないか」とか「もっと努力しないとダメなのではないか」とか、「自分の価値が低いのではないか」といった、ぼんやりとした不安感を引き起こします。つまり、自分自身について、本質的な部分で自信がないということです。

このように、「自分は価値が低い」と感じていると、自然に自信がなくなります。例えば、同じ英語能力でも、「自分には自信がある」という人もいれば、「もっと上手な人がたくさんいるから、自信が持てない」と感じる人もいます。また、外見や能力、お金など、うらやましいものをたくさん持っていても、自分自身の価値を感じられない「自信がない人」が意外に多いのです。

このような「自分に自信がない」という状態は、「自己肯定感が低い」とか「自尊心が低い」とも呼ばれます。多くの人が、知らず知らずのうちに、「自分はダメな人間だ」とか「他の人よりも自分の価値は低い」といった思い込みをしているのです。

人からどう思われるかを気にして自分の気持ちがわからない

自分に自信がない人には、心の奥に「自信のなさ」という不安が潜んでいます。

このような人は、「自分なんて」という目で自分を見てしまい、自己否定してしまうことが多いです。そのため、自分を大切にすることができず、常に他人のニーズを優先してしまいます。また、大変な仕事でも我慢して一人だけで引き受けてしまうこともあります。

「いい人」と思われるたいという気持ちが多いため、相手に嫌な思いをさせたくないという気持ちが強く、自分の意見や気持ちを言うことができません。また、他人の評価よりも自分自身の価値が低いと感じてしまうため、自分の意見よりも他人の意見を優先してしまうこともあります。

このように、自己否定や他人に合わせる癖がついていると、自分自身の気持ちや考えがわからなくなってしまい自己肯定感が下がっていくことがあります。自信を持つことができるようになるには、自分自身を認め、自分の気持ちや意見を大切にすることが大切です。

見た目だけ着飾っても心はボロボロ

「外見」ばかり気にしてしまう「自信がない人」は、周りの人たちの目を気にしてしまうことが多いです。

そうすると、自分の外見やステータスを整えることに夢中になってしまう人もいます。例えば、ダイエットやファッションだけでなく、学歴、仕事、資格、インテリア、人脈など、他人に評価される要素全てが「外見」に関係すると言えます。

自信をつけたいと思う人の中には、外見を整えることから始める人が多いと思いますが、逆に、外見に自信を求めすぎると、自分自身に満足できなくなるかもしれません。確かに、外見を磨くことで、「痩せてきれいになったね」と周りから褒められる瞬間はあります。

しかし、その次の瞬間からは、「ここで手を抜いたらリバウンドしちゃう」「もっとダイエットしなきゃ」「あの人と比べられたらどうしよう」というような思考が続くようになります。これは、美容に限らず、仕事でも同じことです。

そして、周りに「人目を気にした努力」をしていることがバレると、「無理して作った」という嫌な感じが出てしまいます。ですから、良い外見を作りながら、それが自然に見えるようにするには、まだまだ努力が必要です。

しかし、外見のために必要な努力が生活の大部分を占め、本来楽しいはずの時間がなくなってしまうこともあります。精神的に疲れ果ててしまっているにもかかわらず、「もっと痩せなければ」「もっと努力して仕事の成績を上げなければ」「もっと人脈を広げるためにイベントを企画しなければ」と考えてしまうこともあるかもしれません。このようになると、心の病気になってしまう可能性もあります。

頑張れば頑張るほど、さらに上のレベルを自分に求めてしまうことに注意が必要です。

勝ち誇る人は自信がない

勝ちに執着する人は、自信に欠けている可能性があります。

他人からは「自信に満ちた人」「社交的な人」と見られても、実は「自信に欠ける人」もいます。そういう人は自信をつけるために、外見を整えることがあります。その一つの方法は、さも自信があるように振る舞ったり社交的なふるまったりすることです。

しかし、どれだけ自信がある人を演じても、自分自身には常に不安があります。本人が自覚しているかどうかは別として、「いつか本当の自分が見破られてしまうのではないか」と不安になることがあるからです。そこで、見破られないようにますます外見を整えることになります。

また自信にあふれているように見せかける人は、攻撃的な態度をとることがあり、自信がない人を馬鹿にしたりすることもあります。

それは、自分が弱いことが知られたくないためです。実は、「勝ち負け」に執着する人は、自信に欠けている傾向があるようです。また、ちょっとしたことを侮辱されたと感じる人も、この分類に当てはまることがあります。

自分の「自信にあふれる姿」が脅かされたと感じて、動揺してしまうのです。そして、「攻撃は最大の防御」とばかりに怒り出すことがあります。

「プライドが高い人は扱いにくい」と言われることがありますが、実は「自信があるように見せかける人」には、このような「自信に欠ける」という裏があると言えます。自信にあふれているように見せることができるのも、自分に自信がなく、本当の自分を知られたくないからこそかもしれません。

本当の自分を知られたくないから親しい人をつくれない

人と深い関係が築けない人は自分自身をさらけ出せない人です。人から嫌われないよう無難な話しかせず自分の考えをあまり言わない傾向にあるからです

自分の本当の気持ちや考えを正直に話すことが怖いと感じる人は多く、自分を見破られて嫌われることを恐れています。このような不安感があると、人と親しくなることができなくなり、相手に心を開かないことがあります。

相手が喜びそうな無難なことしか言わず相手から反感を買うことは少ないですが、同時に深い関係を築くことができません。

このような状況下で、無難だけど親しくない関係しか持てず、本当の友達がいないと感じることがあります。その結果、自己肯定感が下がり、自信を持てなくなることがあります。

自分のプライバシーを明かすことをためらう人もいます。人との距離が近くなり過ぎると、自分の正体を見破られて相手に嫌われるに違いないと考えてしまうため、人との距離を保とうとする傾向があります。そのため、ある程度親しくなると、相手に対してよそよそしい態度をとることがあります。

また、本当は好きな相手なのに、交際を申し込まれると断ってしまうことがあるかもしれません。これらすべては、「自信のなさ」が原因となって起こるものであり、深い関係を築くことを阻むことになります。

自分自信を癒やしてますか?

あなた自身のケアは大切にしていますか?「自信がない人」は、自分自身を大切にすることが苦手な傾向があります。ネイルやエステなどの外見のケアには興味があっても、自分がリラックスするためのマッサージを受けることには抵抗があるかもしれません。

時間を自分の楽しみのために使うよりも、「やらなければならないこと」に追われていることが多いかもしれません。外見に気をつかう自信のない人もいれば、自分にそんな余裕はないという自信のない人います。

「自信がない人」は、他人のケアに専念しがちです。自分自身のニーズを優先することが苦手で、自分に価値がないと感じている場合があります。たとえば、DVを受けても別れられない人は、相手に必要とされているという思い込みから、自分を大切にすることができなくなってしまうかもしれません。

このように、「自信がない人」は自分自身を大切にすることが苦手で、下手をすると心身の病気に陥ることがあります。自分自身を大事にするということが後回しになってしまいます。

成果を上げることで得た自信は折れやすい

「できる」という自信は、もろいものです。多くの自信がある人は「成果」によって自信をつけていますが、逆に、「自信」を持つことが「成果」につながると信じる人もたくさんいます。

「自信さえあれば、成果を上げることができる」という考え、例えば、アスリートは、成功した自分をイメージトレーニングすることで、成果を上げようとすることもあります。

このように、自信があれば能力を最大限に発揮しやすくなることは確かです。

しかし、注意しなければならない重要なことがあります。それは、「成果」を上げることで自信をつけようとすると、逆に自信を損ねてしまう可能性があるということです。

それは、「成果」による自信は、状況に左右されやすいからです。「○○には自信があったのに、一度の失敗で自信をすっかり失ってしまった」とか、「前の職場では常にトップだったのに、新たな職場ではできなくて自信を失ってしまった」というように、できると思っていたことができなかったり、状況が変わったりすると、自信が簡単に揺らいでしまいます

前はできていたのに「成果」を上げられない今の自分が許せない

以前は成果を上げて自分に自信があったのに、いまは自分自身が何らかの「成果」を上げられなくて自分の存在に価値がないと感じてしまうことがあります。これは、過去には「自信家」だったという人でも苦しむことがあります。

何かが「できる」ことから生まれた自信は、それができなくなると消えてしまいます。そして、その結果、人としての自分自身の価値まで脅かされることになります。

なぜ人は「成果」を求めるのでしょうか。

もちろん、成功すれば収入が増え、生活が安定することもあります。しかし、それだけが理由ではありません。成功した人ほど、より大きな「成果」を求めることが多いのは、成果を出すことで自分が人として価値ある存在であると感じているからです。人から「成果」を認められることによって、自己評価が高まり、自信を持つことができます。

一方で、自分自身の価値が低いと感じる自己肯定感の低い人は、自分自身を克服するために「成果」を求めることがあります。その結果、勉強や仕事に熱中しすぎてしまうこともあります。

他人からの評価によって得た自信は本当の自信ではない

「成果」による「自信」は、安定的なものではありません。その理由の一つは、自分の成果が他人からの評価に左右されやすいことです。

一般的に、「成果」というものは、評価されてはじめて意味を持ちます。他人から高い評価を得れば、自信を感じることができますが、他人よりも優れた成果を出す人が現れると、自分の評価は下がってしまう可能性があります。

評価は相対的なものであり、自分よりも優れた人が入社したり、同じ成果を上げていても評価が異なることがあったりするため、自信を持つことが難しくなることがあります。他人からの評価は簡単に変わります

また、評価者が求める成果の形が変わることもあるため、新人時代に褒められていたことが中堅になると叱られることもあるかもしれません。このように、「評価」というのは、さまざまな事情で左右されるため、絶対的なものにはなりません。以上の理由から、「成果」による「自信」は、他人の評価を常に気にする不安定な性質を持っていると言えます。

「人より優れている自信」と「自己肯定感」とは違う

「人より優れている自信」とは、何かを行うことによって得られる成果に基づく自信です。例えば、何かを達成し、その結果によって評価を得ることで感じる自信です。また、「人より優れている自信」は、一定の成果を上げることができる自信も含まれます。

しかし、「人より優れている自信」は、状況に左右されやすく、一度「できなく」なってしまうと折れやすいという弱点があります。

それに対して、「自己肯定感が高い人」とは、自分自身の内面的なあり方に基づく自信です。自分の内的なあり方によって自分を肯定し、安心感を得ることができます

「自己肯定感が高い人」は、何かを達成することによる成果とは異なります。自分が大切にしていることや、自分の生き方に自信を持つことが重要であり、そんな自分自身を愛おしく思う気持ちを生み出し、自信を与えてくれます。

まとめ

いかがだったでしょうか

「他人によく振り回されてしまう」「リラックスが苦手」「嫌なのに断れない」といった人向けになぜ自己肯定感が低いのかを解説しました。

自信がありそうな人でもそれは表面上かもしれません、大事なところは自分が大切にしたり、生き方に自信をもったりする自己肯定感の高さです

人を優先して自分をいたわらない、外見だけを気にする人生ではなくもっと自分に目を向けて自己肯定感の高い生き方をしましょう

自己肯定感については下記のリンクで解説しておりますので参考にしてみてください

自己肯定感を下げてくる人に振り回されない方法

自己肯定感を高めるには「自分がどう見られているか」は意識しないこと

自己肯定感を高めるための方法4選

今の自分はこれでいいと感じることで自己肯定感がアップ

自己肯定感を下げる原因3選と対処方法

自己肯定感を高めるにはまず感じることから

なんで自分は自信がないんだろう 自己肯定感が低い理由

自己肯定感を高めよう 他人から嫉妬をうけずに好きなことをしよう

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