劣等感の正体

嫉妬

この記事では他人のことがうらやましくて辛い人や劣等感が強くて解消したい人向けに劣等感について解説をしていきます

いいなぁあいつはおれにはないものを持っている、うらやましくてつらい……。

なんであの人は簡単にできちゃうの?あの人がうらやましくてつらい……

あの人はうらやましいけど、あんな努力はできない…つらい

実はこれらも嫉妬の悪い癖が関わっています

実力を発揮できず劣等感をもってしまうのは他人からの嫉妬で正常な感覚が歪んでいるから

学習性無力感というなにをやっても無駄だという感情に支配されるため劣等感をもちやすいのです

劣等感から開放されると人も仕事もうまくいくようになります

劣等感は嫉妬の悪い癖

劣等感やコンプレックスは自分が他人より劣っていると思い無力で不安、失敗への恐怖、羨望を含む感情です

劣等感は他人からの嫉妬が大きく関係しています。

自分ができないのに・・・自分が足りないから…と劣等感を感じているように思うかもしれませんが、真実はそうではないのです。

自分もチャンスがあればできるのにという無意識の感情があることから、うらやましいという感情が生まれてしまうのです

うらやましいと思っているときは、本来だったらあの人と同じぐらいいけるのにと心のなかで思っていることもあります。

でもなぜか、自分の能力を発揮することができません。

実は能力を発揮することができないのは、嫉妬の悪い癖が大きく関わっているのです。

地雷なことば

たとえば会話が苦手と劣等感をいだいているひとは、Bさん(あなたではない人)の会話はおもしろいよね!というのを誰かが話していると、表情が固まってしまいます。

するとあなたの周りの空気が凍りついたような感じになるのです。

自分とは関係ない会話の話題なんだから反応しないようにしようと努力するのですが、会話というキーワードに劣等感があるので完全に固まって動けなくなってしまうのです。

おもしろい会話ができないというコンプレックスのせいで、まったく関係ない人の話なのに、自分に関連づけて考えてしまいます。

会話というコンプレックスのあるキーワードからまったく関係ない人の話のときでもびっくりしてしまって

「自分はやっぱり会話がおもしろくないんだ!」

「もう、誰とも話したくない」

という感じでそこから動けなくなってしまうのです

じつはこれは難しい言葉ですが学習性無力感というものです

学習性無力感

これは努力をしても思ったより成果が得られなくて抵抗することも諦めてしまう状態のことをいいます

この状態になるととにかく物事をあきらめてしまう癖がつき物事を達成させる気力もわかなくなってしまいます

簡単に説明すると

どうせ俺なんて…

なにやっても無駄だよ

私なんてなにしたってキレイになれないし…

こういった感情のことを指します

学習性無力感という劣等感以外のときでもつかわれますが、今回のテーマである劣等感の正体のお話では、褒められず否定され嫉妬の悪い癖で攻撃され続けてしまった結果、学習性無力感が引き起こされてしまうのです

他人からの嫉妬によって正常な感覚がなくなる

自分はダメだという感覚は周りから理解してもらえないので、誰からもわかってもらえない、という孤独感がより一層強くなります。

きれいな女性がいたとします

私は自分の顔や体型に自信がないんですと言ったら、周りの人はそんなことないよと信じてもらえないはずです

ほかにも

平均体重以下なのに、「私は太っている」と思う人もいます

平均体重よりもはるかに下なのに、「自分は太っている」と認識してしまうのは、嫉妬の悪い癖を受け続けることで自分の正常な感覚がおかしくなるのです

痩せれば痩せるほど、周囲の嫉妬の悪い癖がひどくなるので、ますます正常な体のイメージが歪みます。

「私は太っている」という感覚が普通になってしまって食べたくないってなってしまうのです。

それとは逆に、食べるのが止まらなくなるケースもあります。

嫉妬を受け続けて感覚がおかしくなると、満腹感が感じられなくなるし自分の体形を的確にイメージできなくなります。

そうすると医者に成人病のリスクがありますよと言われても、気にせずにダイエットにも取り組めないのは、嫉妬によって学習性無力感状態を引き起こされてしまっているからです。

感覚を取り戻すには嫉妬のせいで感覚がおかしくなったと気づくこと

さきほどの自分は太っていると本気で思っている女性は、嫉妬されておかしくなってしまったんだと認識できると真実に目覚めます

私って本当は太っていなかったんだと実感しますがポイントは、他人からの嫉妬によって感覚が歪んでしまっただけなのかもと思うだけでいいということ。

「~が苦手」と思ってしまうのは、嫉妬によって学習性無力感になっていたからなんだと気がつきましょう

そして、劣等感による自分のイメージは嫉妬で歪んでいるのかもしれないと思いましょう

嫉妬する人は弱者を探す

たとえばある男性が新入社員として新しく入社したとします

当然ですが新人さんは仕事がうまくできません

職場のベテランの人から「どうしてちゃんと電話応答ができないの!」「なんで相手の名前をすぐに覚えないの!」などと注意されます。

注意されればされるほど自分の低い能力に嫌気がさしてうんざりするのですがある状況になるとこれまでとは打って変わって仕事ができるようになりました

いったいなにがあったのでしょう?

それは1年経ってまた新しく新入社員が入ってきたのです。

今度は新入社員がベテランの人から怒られるようになったのですが、不思議なことにある男性は仕事でミスをしなくなることがあります

憑き物がおちたようになり活発で自由に仕事ができベテランの人のようです

いったい何が起きたのか考えてみると、入社したての頃はベテランの人から怒られてばかりで、「学習性無力感」の感覚になり、「自分で何もできない!」となっていたのだと予想できます。

「弱者」は「自分より下」ということで、相手に嫉妬の発作を起こさせやすくなります。

新入社員だった男性は本当に何もできなかったので、そこにいるだけでベテランの人の攻撃をもろに食らってしまっていたのです。

ところが、新入社員がはいってきて、男性のかわりにベテランの人の嫉妬を受けてくれるようになりました。

すると、嫉妬されることがなくなり、学習性無力感の症状である劣等感から抜け出して、本来の自分に戻ることができたのです。

ここにいない人の悪口をいうのは弱者のみがわり

人が集まると、そこにいない人の悪口が始まりがちです。

それは、自分以外の身代わりの人をたてて自分が嫉妬されにくい状況にするということを意識しないでやっているからです。

しかし、誰かを身代わり、つまり生贄にしてみんなと一緒に悪口を言うことで、生贄は「弱者」となります。

生贄が「自分より下」の存在になると、周りの人は嫉妬の悪い癖を起こしてしまって、破壊的な人格に変身してしまいます。

破壊的な人格に変身したら、「本来の自分」ではなくなるので、劣等感から解放されなくなるのです。

劣等感を解消しよう

他人からの嫉妬によって正常な感覚がなくなっていたということが理解できるといままで見えていた景色がかわります

もしかすると、

劣等感で自分がふてくされた態度になってしまっていたせいで、みんなからこわがられていただけだったんだ

仕事をしているときも、劣等感で嫌そうな顔になっていたから、上司が仕事を回してこなかっただけかも?

という単純な仕組みが見えてきます。

上司から「いくら仕事ができるからって、お前みたいな生意気な態度のやつはダメなんだ!」と怒られて、なんでこんなに自分はダメなんだろうと思っていたものが

劣等感から解放されると、人も仕事もどんどん自分に集まってきます。

本来の自分に戻ってみると、あの上司は自分のこの能力に嫉妬しているんだということが見えてきます。

上司のせいで正常な世界が歪んでしまって、劣等感を持つようになり、その劣等感のせいで弱者になって、さらに周りから嫉妬され、攻撃されます。

上司の嫉妬によって、馬鹿にされて嫌われるという歪んだ世界が作り出されていたことに気がつくようになります

まとめ

いかがだったでしょうか、劣等感は他人からの嫉妬で引き起こされて正常な世界を歪めてしまうとうことを解説しました

劣等感から解消する方法は自分はいま嫉妬をうけていると自覚して正常な判断ができていないと理解しましょう

嫉妬の対処法は 嫉妬をとめたい!大事な方法4選 を参考にしてみてください

上司や他人がなぜあなたに嫉妬してしまうかは 嫉妬するときはこんなとき 私は上であなたは下 をごらんください

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました